加工工程
お客さまのニーズに合わせた高品質な製品を作るため、自社でソフトを開発しました。タブレット端末を工場に完備することで加工工程を見える化し、標準化を実現しています。
加工工程
入荷
素材受入
お客さまよりお預かりした製品の員数、形状、外観などを確認し製品を受け入れます。
受入検査
めっき適合の素材条件をチェック(予防処置)します。
前処理
脱脂
脱脂液に漬け込み、付着している油、ニスなどを除去します。
水洗
品物に付着した脱脂液を洗い流します。
酸洗
硫酸に漬け込み、錆、スケールなどの酸化物を取り除きます。
水洗
品物に付着した硫酸と酸化物を洗い流します。
フラックス処理
塩化アンモニウム水溶液に漬け込み、酸化防止と鉄と亜鉛合金反応を促進させます。
めっき
溶融亜鉛めっき
440〜460℃に溶融した亜鉛浴に漬け込み、めっき皮膜を形成させます。
冷却
50〜95℃の温水にめっき後の品物を入れ、合金反応の成長を抑制し、安定しためっき皮膜を形成させます。
歪み発生が予測される場合は空冷する場合もあります。
白さび防止
白さび防止液の浴槽に品物を漬け込みコーティングすることで、白さびを防止し表面を保護します。
後処理
仕上げ
めっき加工で発生するタレ、バリ及び付着酸化物などを除去し仕上げを行います。
検査
外観検査、付着量、密着性などのめっき皮膜試験を行います。
製品出荷